"macOS（13.0.1）Ventura"から"macOS（15.1）Sequoia"に移行後のMAMP環境

2024年11月8日に発売開始された「M4搭載の新しいiMac」を購入しました。前の記事「移行アシスタントを使って古いiMacから「M4搭載の新しいiMac」にデータを移行する方法」で紹介した公式サイトの説明に従って、「iMac (Retina 5K, 27-inch, 2017,Ventura」から「新しいiMac（ Rentia 5K, 24-inch, 2024, Sequoia」へと無事にデータ移行ができました。

当サイトの管理人は、「iMac (macOS Ventura)」でローカルなMAMP環境を構築して、PHPで書かれたウィキソフトウェアである「DokuWiki」を備忘録として使用しています。”macOS”にMAMP環境を構築した過去の経緯については、姉妹サイトである”Sakura.Oh!Happy.JP”の掲載記事（下記）をご覧ください。

上記の「macOS Ventura」で作成したHomeBrewのMAMP環境が「macOS Sequoia 」に移行アシスタントで移行されているのかを確認しました。移行前にHomeBrewをアップデートして、Apache2.４とPHP8.１でDokuWikiが稼働している事を確認した後にデータを移行しています。

% brew -v
Homebrew 4.4.10
 :
% which httpd
/usr/local/bin/httpd
% httpd -v 
Server version: Apache/2.4.62 (Unix)
 :
% which php
/usr/local/opt/php@8.1/bin/php
% php -v
PHP 8.1.31 (cli) (built: Nov 19 2024 15:24:51) (NTS)
 :
%

移行アシスタントによってHomeBrewのMAMP環境も移行はされているようです。しかし、ローカルホストにアクセスすると”Not Found”と表示されました。iMac起動にApacheが自動起動していないようですね。以下のコマンドで、自動起動の設定をやり直しました。

% launchctl unload -w ~/Library/LaunchAgents/homebrew.mxcl.httpd.plist
% launchctl load -w ~/Library/LaunchAgents/homebrew.mxcl.httpd.plist  
%

上記を実施後にiMacを再起動したら、問題無くApaceが自動起動しました。「DokuWiki」もブラウザに表示され、問題無く使用出来るようになりました。

[HomeBrew]Apacheの起動、再起動と停止

以下のコマンドで[HomeBrew]Apacheの起動、再起動と停止を行うことが出来ます。

[HomeBrew]Apacheを起動します。

% brew services start httpd
：
==> Successfully started `httpd` (label: homebrew.mxcl.httpd)
%

[HomeBrew]Apacheを停止します。

% brew services stop httpd
Stopping `httpd`... (might take a while)
==> Successfully stopped `httpd` (label: homebrew.mxcl.httpd)
%

[HomeBrew]Apacheを再起動します。

% brew services restart httpd 
Stopping `httpd`... (might take a while)
==> Successfully stopped `httpd` (label: homebrew.mxcl.httpd)
==> Successfully started `httpd` (label: homebrew.mxcl.httpd)
%

「macOS Ventura」にインストールした「Homebrewで作成したMAMP環境」の”Apache2.4″と”PHP8.1″は、移行アシスタントにより「macOS Sequoia」に問題無く移行されていることが確認できました。