前の記事「Mac “Logic Pro 11” のお勉強:はじめの1歩」で”Logic Pro 11″のお勉強を開始しました。今回、新しいiMacの”Logic Pro 11″と以前に購入して新しいiMacに移行した”VOCALOID6″との連携設定を行いました。
VOCALOIDの公式ページに「VOCALOID6 Apple Logic Proでの設定方法」という”Logic Pro X”用に書かれた解説ページがあります。”Logic Pro 11″でも同様に”Rossetta”を経由して”VOCALOID6″と連携することができました。しかし、若干異なる部分もありましたので、管理人の備忘録として設定作業のログを以下に記載します。
“Logic Pro 11″と”VOCALOID6″との連携設定
アプリケーションフォルダにある「Logic Pro.app」を右クリックメニューの「情報を見る」で「Logic Pro.app の情報」ウィンドウを表示します。そのウィンドウ内にある[Rosetta を使用して開く]にチェックしてウィンドウを閉じます。これで、Logic Pro 11 が Rosettaモードで起動するようになります。以下の作業は、Logic Pro 11 を Rosettaモードで起動して行なっています。
- Logic Pro 11 を起動すると「プロジェクトを選択」ダイアログが表示されるので「空のプロジェクト」を「選択」します。
- ソフトウェア音源に「AU音源 -> Yamaha Corporation -> VOCALOID AU -> ステレオ」をクリックします。
- 音源が「VOCALOID AU」であることを確認し、「作成」ボタンをクリックします。
- VOCALOIDトラックの作成ウィンドウが表示されます。トラック名を入力し、「作成」ボタンをクリックします。
- Logic Pro 11 が VOCALOID Editor(Plugin)と共に立ち上がります。
- VOCALOID Editor(Plugin)メニューの環境設定をクリックします。
- [詳細]タブの「VOCALOID Bridgeプラグインとの接続を許可する(VOCALOID Editor プラグインのリロードが必要です)」にチェックを入れます。
- Logic Pro 11 の「表示」メニューでライブラリを非表示にして、インスペクタとミキサーを表示します。
- 以下のようにインスペクタとミキサー表示が表示されます。
- Logic Pro 11 の画面左のインスペクタにある「VOCALOID(Instrument)」の音源スロットをクリックします。
- 表示されたメニューで音源スロットに[ プラグインなし ]を選択します。
- 「Instrument」の音源スロットを再度クリックします。
- 表示されたメニューで音源スロットに[ VOCALOID AU -> ステレオ ]を選択し直します。
- 「ARA2」の設定のために、Logic Pro11 の「トラック」メニューで新規オーディオトラックを作成します。
- ミキサー画面にある新規オーディオトラックの「Audio FX」スロットをクリックします。
- 表示されたメニューで[ Audio Unit -> Yamaha Corporation -> VOCALOID Bridge AU(ARA) -> モノラル ]を選択します。
- オーディオトラックの「Audio FX」スロットに「VOCALOID Bridge AU(ARA)」 が設定されます。
- VOCALOID Bridge画面の「VOCALOID VSTi/AU 接続済み」表示を確認して「Logic Pro 11 と VOCALOID6 との連携設定」の完了です。
習うより慣れろ!で”Logic Pro 11″ のお勉強に励みたいと思います。
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