昨年末に新しいiMacを購入した際にビデオ編集ソフト”Final Cut Pro“も一緒に購入しました。そして、インストールされていたバージョンは、「10.8.1」でした。しかし、2024年11月13日に「11.0」がリリースされているので、購入後に無償アップグレードが出来ました。
今回、バージョン「11.0」にアップグレードしたMac “Final Cut Pro 11” のお勉強として、YouTube用のショート動画(以下、YouTubeショート)を作成してみました。
Final Cut Pro 11でYouTubeショートを作製
YouTubeショートは、YouTubeで提供されている最長60秒の短い動画のことです。そして、スマートフォンでの視聴に最適化された縦型動画が特徴です。
YouTubeショートの基本仕様
動画作製する前にYouTubeショートの基本仕様について調べました。
- 最大尺: 60秒以内(15秒の動画を複数組み合わせて60秒にすることも可能)
- アスペクト比: 9:16(縦型)が基本。1:1(正方形)もアップロード可能ですが、9:16が推奨されます。
- 推奨解像度: 1080 x 1920ピクセル。これにより、スマートフォンでフルスクリーン表示が可能になります。
- 形式: 基本的に動画ファイル(MP4、MOVなど)。
- 画のタイトルまたは説明欄に「#shorts」のハッシュタグを含める(推奨)。
YouTubeショート「新規プロジェクト」
新規プロジェクトの作製時に「ビデオ:」のフォーマットを「縦」、解像度を「1080×1920」にするとYouTubeのショート動画が作製できます。
YouTubeショート「ファイル書き出し」
「Appleデバイス1080P」でファイルを書き出します。すると、拡張子「.m4v」でYouTubeのショート動画が作製できます。この「M4Vファイル」は、動画データを記録するファイル形式の一つで、MPEG-4規格で定められたMP4ファイル形式を、米Apple社が動画用に独自に拡張したものです。
YouTubeショート「アップロード」
上記で作製した「M4Vファイル」は、問題なくYouTubeにアップロードできました。アップロードは、以下に記載するYouTubeヘルプの説明を参考にしました。
前の記事「macOS(Sequoia)”テキストエディット”で”Final Cut Pro”用の機械音声ナレーションを作る方法」で記載したように、Macの”標準アプリ”だけで機械音声のナレーションを作製出来ます。今回、その記事の内容を機械音声ナレーション入りのYouTubeのショート動画にしてみました。作製したYouTubeショートを以下に掲載します。
- Macで機械音声ナレーションを作製する方法
YouTubeショートのサムネイル変更
Macからのアップロードの場合、サムネイルの登録が出来ませんでした。YouTubeショートのサムネイルは、スマホでしか登録出来ないみたいですね。
- ショート動画のサムネイルを選択する方法
YouTubeショートの最大尺が拡大
2024年10月15日から最大60秒が最大180秒(3分)なってるようですね。
- より長いShortsをアップロードできるようになりました
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